塩素について
塩素(Cl2)は水と反応し次亜塩素酸(HClO)を生じ、続いて塩酸(HCl)と活性酸素(O)に分解
この活性酸素は他の物質に対して強い酸化作用を及ぼし、殺菌あるいは漂白等の有益な作用を示すと同時に、組胞を破壊し人体に悪影響を及ぼす
塩素に触れたり、吸ったりした場合、皮膚やのどの粘膜から水分を奪い、例えば、塩素のきついプールで泳ぐと、髪の毛や皮膚がかさかさしドライスキンになりますし、小じわの原因にもなる
塩素はまた呼吸器の粘膜を傷つけ、喘息等の呼吸器疾患をさらに悪化させる
その他塩素は血管障害を引き起こし、心臓病や脳卒中の原因になる
シヤワーを浴びたりお風呂に入ると呼吸ならぴに皮膚吸収により塩素が体内に取り込まれ、その摂取量は水道水を飲んだ場合のそれと比較すると、6
~ 100倍と高く、人体への影響は無視できない
塩素は気化しやすいため(25℃でガス化)、シャワーを浴びる過程でガス化した塩素を、狭い浴室で吸引することになる